原子力発電所 再稼働の不要は明らか。

関西電力は発電の原発への依存度が高く、2010年では44%もあったのに、現在全く原発が稼働していないにもかかわらず、収支は黒字だ。円安で原料である石炭や石油の価格が2割以上高くなっているのに、である。電力会社が原発が無ければ電力不足になって市民の生活を脅かすことになる等と言っていたのは全くの嘘である。何故なら福島事故以降、電力不足は猛暑や厳冬があっても発生していない。それでも再稼働しようとするのは、原発の安価な原発の発電力があるからだが、これは目先のことを考えているだけだ。少なくとも電力供給そのものについては必要無いことは明らかだ。一度事故が起これば、市民生活は大きく破壊され、そのコストは重大なことは明らかだ。福島事故はまだ収束の目処するたっていない。青森の再処理の開始がまたまた延期された。廃炉のコストも明らかになっていない。長期的、合理的に考えれば、コスト面でも原発に何のメリットも無い。そもそも地震大国、火山大国日本に原発はいらない。

加納 雄二 について

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