外環道工事 一部差し止め 陥没事故巡り東京地裁決定  関西でも将来問題

読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220228-OYT1T50112/

東京での話だが、関西でも北陸新幹線のルート(京都、京都南側、大阪)を巡って問題になっている。リニア新幹線でも、今は東日本での問題だが、将来は、奈良から大阪にかけて問題になる。新聞記者さんにそのことを話しても無関心だ。

この地下掘削、トンネル工事は、大深度地下使用法という法律に基づく工事だ。この法律は、地下40mは安全ということで、ろくな調査もせずに工事が可能で、地上の住民の了解も必要が無い。地下工事を安易に進めさせる法律だ。

この大深度地下使用法という法律の内容が誤っているし、実際に広範囲の被害が生じている。

しかし、工事をした東日本高速道路は。真上にしか被害が生じていないなどと嘘をついている。理論的にもあり得ないだろうし、実際には、周辺でも地表にも騒音振動が発生している例があるし、また広範囲で地盤沈下が生じていることは、調査データでも明らかだ。

同じことが将来関西でも起こりうる。注意していただきたい。

加納 雄二 について

大阪の弁護士です。債務整理、離婚、相続、労働事件等幅広く取り組んでます。 加納雄二のホームページ
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