大津地裁  高浜原発再稼働差し止め!

決定文は、ネット上で脱原発連絡会のページ等から見てほしい。ただ、当たり前の決定です。福島第一原発で、事故収束の拠点となった、免震重要棟も無いまま再稼働していることだけでも、恐ろしい。勿論ベントも無い。事故が起こったらどうするのか。これらの設備は作る予定とは言うが、5年以内に作る筈がが更に延長を認められている。川内原発では、免震棟を作ると言っていたのを止めるというこてで、騒ぎになっている。要は電力自由化もあり、電力会社はもうお金をかけたくないということだろう。関電は、再稼働の為に、3000億以上安全性の確保の工事の為にお金をかけたことだし、再稼働したいということだろう(浜岡では、防潮堤に3000億以上かけているし、各地で休止中の原発も、高額の維持費がかかっている)。しかし元々安全性が不足していたからやった、やるべき工事に過ぎない。しかも高浜3号、4号も30年以上経過している。老朽化している。危険性だらけだ。4号機も再稼働の為のトラブル続きだった。
再稼働なんて元々止めとけば良かったというのが正しい経営判断だった筈だ。この大津地裁決定を機会に潔く原発を止めるのも、関電にとってはありうる決断だろう。

加納 雄二 について

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