活断層の「発見」で敦賀原発が止まる。他の若狭湾の原発も同様に活断層の存在が疑われますし、大間原発(青森)も同様です。疑惑があるのですから、稼働中の大飯原発もまず止めて調査すべきです。
過去にも島根原発、志賀原発(石川)、柏崎原発(新潟)も、元々建築時には過小評価、乃至は無視していた周辺活断層が後で発見される、というような事態が続いていました。
福島第1原発の事故は、安全神話信仰に基づいて、津波対策等を怠ったことが原因です。同様に、建設時にも、活断層を故意に無視したり、分断してみたり、過小評価して来ました。おかげで(?)、まともな(普通の)再調査によって活断層が発見され、今回の敦賀原発廃止に至った訳です。今後次々と原発が廃炉になるという事態が起こってくるでしょうね。
しかしこれ自体がおかしな話。元々そんな場所に原発を作ったのが間違い。誰が責任を取るのやら。この負の遺産を電力料金に乗せないで欲しいです。
で、廃炉すれば、地元経済が心配云々と新聞記事にあります。自業自得と言ってしまえばそれまでですが、敦賀には送電施設もあります。3号炉、4号炉の予定地に、ガス発電所を作ってみる。また、廃炉にも手間がかかりますし、使用済み燃料棒も、そのまま、10万年(!)保管されるでしょうね。ま、そのように業態を転換?したら、地元の繁栄も続くかも・・??
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