原発比率ゼロ? この夏も乗り切れた。そもそも不要

政府が原発の廃止を巡って公聴会をやっている。中部電力会社社員の発言が物議をかもしたのは既述の通り。選択肢は2030年にゼロ、20~25%、30%などで、設問自体が恣意的なのだが、半数近く(46%)がゼロを選んだので、政府としては想定外??だったようだ。政府は真ん中を選んで欲しかったようですが。そうはならなかったのは、福島で大事故を起こしたことのショック、教訓としての脱原発は動かせない結論だからだ。少なくとも、今殆どの原発が停止しているのに(関西の大飯の2基を除き)、再開が必要と考える人はいないだろう。火力発電等でコストが上がるなら、電力会社に負担させるべきだ。関西も元々原発依存率は50%以上で国内の電力会社の中で最大だった。今年、無理矢理大飯2基動かした(合計約200万kw)。しかし猛暑にもかかわらず、ピークで280万kwの余裕があった。要するに原発が無くても電力が足りると言うことだ。

加納 雄二 について

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