原発やめたほうがコストも安い

電力会社の利益の大半は家庭での利用料金からで、東電では9割だそうな。
だから原発が動かないと中小企業が困る、と言われても、少しは負担したら、と言いたくもなる。
また、一般家庭にしても、さらに原発を利用しない場合のコストを上積みしても、今まで1万円だったのが1万5000円になる程度とのこと(週刊朝日6/15号p48.48)。だったら、放射能汚染の恐怖に怯えながら再稼働させるより、家庭の負担を増やしても止めた方が良いのではないか、と言える。
 原発再稼働ごり押しの最大の意図はコストが安いと言うにつきる。しかし、まともな規制庁が出来れば、安全にお金を使うことで、原発のコストだって増える。そのコストをかける前にやめた方が利口だと思う。

加納 雄二 について

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