あぜん、再稼働

本日の朝日新聞の「耕論」のタイトルである。暑い時期だけ動かせば足りることになっては困るから、関電は、「夏場に電気が足りないから」とは言わず、「安全だから」と言ってるそうな。未だに全部の原発の再稼働を考えているらしい。しかし、何度も指摘しているとおり、再開の為の必要条件は整ってはいない。例えば、防波堤のかさ上げも出来てはいないし、免震棟も無いし、オフサイトセンターだって、予定施設は福島の10分の1位の面積しかない。また、原発近隣の避難計画も策定されていないし、原発銀座で福島同様の同時多発事故でもあれば逃げ場を失う。
 関西の自治体が再稼働容認に動いた動機は、財界からの突き上げ、特に中小企業等は節電に多額の費用をかけられないことにあるということだ。
 ただ、目先の経済的利益より、安全を優先してほしいところだが。せめて、暑い時期だけにしてすぐ止めよう!!来年は、地元企業が無理をしなくても原発を動かさなくても良い様な、プランをたてて頂きたい。「節電は計画的に!!」

加納 雄二 について

大阪の弁護士です。債務整理、離婚、相続、労働事件等幅広く取り組んでます。 加納雄二のホームページ
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