島根3号機建設容認

今日の朝日新聞のタイトル。今の原発を動かすかどうかは多少検討の余地があるにしても、長期的には脱原発、自然エネルギー等の探索に向かうべきです。それにお金を使うべきで、原発建設は愚行としか思われない。しかも、安全対策は十分か疑問だ。
 ヨーロッパの最新型原子炉は、格納容器を2重にし、尚且つコアキャッチャーという汚染水等の受け皿(お椀)物を備える構造となっています。やってるんでしょうか?
以下、東芝のページ。でも日本でやってるの?
http://www.aesj.or.jp/~safety/H221021siryou3.pdf
以下、お椀の例
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/core_catcher

シビアアクシデントなどあり得ない事を前提にした福島第一原発では、メルトダウン(炉心溶融)した核燃料は、圧力容器、格納容器を突き破り、現在どこまで潜って行っているのか不明。奇しくも今日の新聞には、三号機で、地上の外部に人が触れないほどの高濃度の汚染水が漏れて、ロボットで採取、濃度測定したとか。事故から3年立とうとしているのに、汚染水漏れの対策すらできていない。こんなことが永久的に続くかもしれないのです。事故の収束なんて言えるはずが無いのです。原発建設再開は、このような事実を踏まえているとは思われません。

加納 雄二 について

大阪の弁護士です。債務整理、離婚、相続、労働事件等幅広く取り組んでます。 加納雄二のホームページ
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