放射能汚染水、海に流出。東電やっと認める。

東電が今週になって初めて汚染水が海に流れていることを認めた。
原子炉より海側に井戸がいくつかあり、それが相当以前から高濃度の放射能汚染しているということ。井戸は潮位によって上下するそうだから、当然海につながっている。東電は「情報の共有が出来ていなかった」などと言ったそうな。単なる事実だし、そんなことすらちゃんと伝わっていないことはありえない。新聞報道にもあったが、選挙が終わってから告白するのは政治判断だろう。事実、情報をきちんと伝えるということは頭の中に無いようだ。こんな人たちに事故対策を任せてはおけない。福島第一原発を国有化するなりして、事故の処理は国が行うべきだ。他方東電も社員が逃げ出しているようだが、JAL同様に倒産処理をして展望のある再生をさせるべきだ。

加納 雄二 について

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