東電にビデオ全面公開させなきゃ!!

公開された画像の一部を見たが、顔にモザイクがかかっていたり(社長の顔もモザイクだそうです)、菅元首相の話は音声が無い。
昨年の事故直後に文書の公開を要求した時に、真っ黒塗りで提出されて顰蹙を買ったことがあったが、同様の事態だ。
原発事故はその原因究明が重要な課題であり、ビデオはその為の重要な資料で全面公開が基本だ。東電は、公共企業であり、公的な情報でもある。性質上、原則全面公開がされて当然だ。被害住民、国民の為、二度と同様の事故を起こさない為にも全面公開すべきだ。
10万人以上の人が避難を強いられたことをどう考えるのか。
東電は公共的必要性より、自分=企業を守ることのほうが、大切なのか。責任を考える姿勢が東電には無い。事故後役員に責任を取らせたり、倒産処理(会社更生など)をしてこなかったことも問題である。国にも東電にも何の反省も、責任をとる姿勢も無い。これでは、事故の究明もないまま、同様の事故がまた繰り返されることにもつながりかねない。

加納 雄二 について

大阪の弁護士です。債務整理、離婚、相続、労働事件等幅広く取り組んでます。 加納雄二のホームページ
カテゴリー: 原発問題 パーマリンク